CL500で夜の山道を走ってみたのですが、ライトのカットラインのおかげで照射範囲が狭く、バンクさせた状態だと先がまったく見えなくなります!
そこでフォグランプを追加し、ハイビームと連動して点灯させることで見えない部分を照らすコーナリングライトにすることにしました。
CL250でも同じかと思いますのでCL250乗りの方もぜひ参考にしてみてください!
かっこつけて「連動」と言っていますがハイビームの配線から分岐してフォグランプを一緒に点灯させてるだけです
▼純正ヘッドライトの配光
CL500の純正ヘッドライトは対向車の防眩のためにカットラインが入っています。
そのため楕円の上部をスパッと切った、下のイメージのような配光になっています。
LEDのため光の拡散性が弱く、照らしている部分以外は漆黒の闇となっています!
街灯のない山道でカーブに差し掛かると照射範囲が斜めになって誇張なしで10~5m先がまったく見えません!
【実際の画像】
ハイビームをつけたとしても、拡散性がない光がポツンと真ん中に現れるだけです。
そこでフォグランプ(補助灯)をつけて純正ヘッドライトが照らせていない範囲を補完することにしました!
注意ポイント
フォグランプの光軸をかなり上に向ける必要があるため、対向車や先行車いるときは使えません。
▼フォグランプの選定
丁度いいフォグランプを選ぶために4種類も買い換えました🥲
結果的に「10Wの集光レンズつき」が個人的にベストだと辿り着きました。
変遷とそれぞれの感じた部分は下記のとおりです。
①15W・カットライン有り・集光レンズ(SP武川)
カットラインがあるせいで照射範囲が狭く、結局暗闇部分を照らすことができませんでした。また、明るさが強くて消した直後の目の暗順応に時間が掛かる感じがしました。これはコーナリングライトとしては使えません。
②6.5W・カットライン無し・集光レンズ無し(SP武川)
たー坊がCL500に取り付けているSP武川のタコメーターの取説に「他社製LEDライトで誤作動する可能性がある」と記載があったので同じSP武川からチョイス。
カットラインと集光レンズがないおかげで広い範囲を照らしてくれます。
ただし6.5Wでは照度不足で「道路の白線は認識できるが落下物や動物などは全然見えない」という感じでした。
③10W・カットライン無し・集光レンズ無し(ノーブランド)
6.5Wでは照度不足だったので10Wに格上げ。
SP武川縛りを破って中華っぽい機種をチョイス。一応ノイズレスと謳っていました。
10Wにしたおかげでコーナリング中でも十分な視認性を確保できました。
視認性が上がったことで平均速度が上がり、今度は遠方の視認性に不満が出てきてしまいました。
集光レンズではないため光が拡散してしまって遠方の照度が弱いです。
④10W・カットライン無し・集光レンズ(KITACO)
出力は同じ10Wで集光レンズ付きのものに変更。
集光レンズで明るくなっている中心部をハイビームに寄せることで遠方の視認性も若干向上できました!
10Wで明る過ぎないので消した時の目の暗順応も問題ないです。

「10W・カットライン無し・集光レンズ」 これがたー坊にとってベストチョイスでした!
↓ 最終的に採用したフォグランプ ↓
▼取り付け(CL500の場合)
たー坊の愛車CL500に行った取り付け方について説明します。
他車種の方は自分の車種に合うように内容を読み替えてください。
冒頭で書いたとおりコーナリングライトとして使うには光軸を上を向ける必要があるので周囲に車がいない独走状態でしか使えません。
そのためワンタッチでハイビームと同時に点灯させたいと思い、ハイビーム配線から分岐して取り付けることにしました。
選定のところで言い忘れていましたが「通電=点灯」のシンプルな機種を選んでいます(色や配光が変えられる多機能な機種は選定から除外しました)。
ヘッドライトユニット取り外しはCL500の場合、ライト外周のボルト4つを六角レンチ(5mm)で外し、手前に引けば外れます。
ユニット裏のハイビーム配線から分岐していきます。
フォグランプを追加することで配線の許容電流値を超えないか心配なので、ヘッドライトの消費電力を確認していきます。
でも正直よくわかりませんでした…
ヘッドライトユニットの裏に複数のW数が書いてあります。
とりあえず1番大きい13Wと想定して進めます。
配線の太さは被覆の外径から0.5sqと思われます。
エーモンの配線を参考にすると0.5sqの許容値はDC12V・60Wです。
ハイビームが13Wとすると、フォグランプは10W×2灯で合計33Wとなるので既存配線に加えてもまだ余裕があると思われます。
ヘッドライトユニット裏はあまりスペースに余裕がなくてエレクトラタップやギボシを収めるのが難しかったです。
そのため既存配線の被覆を配線の途中で1mmほど剥いて分岐用の配線を直接巻き付けることにしました。
ハイビームの配線は「青色」の配線です。
「青白」はロービームなので間違えないよう注意してください。
「緑」はマイナス(アース)です。
注意ポイント
分岐は必ずカプラーの下流(ヘッドライト側)で行います。上流(メインハーネス側)で行うと失敗した時に大変な修理になります!
※メインハーネスとは車体中心部を通る配線の束のことです。電装品はほぼ全てメインハーネスを介して接続されています。メインハーネスを傷付けて交換になると、ハーネス自体も高いし、交換のためにたくさんの部品を取り外すことになります(=工賃も高い!)
CL500の場合、ネットで価格を見るとヘッドライトユニット(33100-K87-A31)が約5万円、メインハーネス(32100-MLP-DA0)が約5万8千円でした。
分岐配線を巻き付けたら絶縁テープでしっかり保護します。
ビニテープは経年劣化でかなりネチャネチャするので、まだネチャりがマシなアセテートテープがおすすめです。
左右フォグランプへの分岐部をタンク下に収めない場合、多少水が掛かっても大丈夫なようにギボシにテープを巻くなどの処理が必要です。
フォグランプ本体はフロントフォークに取り付けました。
車体側面の方が目立たずに取り付けられますが、ハンドルを切った時にヘッドライトと同じ方向を向いてくれるのでこっちにしました(と言っても走行中のバイクのハンドル切れ角なんてわずかですが)
ウインカーと並んでちょっと目立ちますね。
取り付けブラケットはカエディアのものを使用。
CL500のフロントフォークは41φなので下記のものが使用できました。
ただし、このブラケットはフォグランプ取付部の穴が12.7mmと大きいです。
KITACOのフォグランプはネジ径がM6なので、外径12mm×内径6mmのスペーサーを入れてネジと穴の中心がズレないようにしました。
あと外径12mm以上の幅広ワッシャーも必要です。
▼取り付け後の視界
下の画像は同じカーブで「ロービームのみ」から「ハイビーム+フォグランプ」を点灯した時の様子です。
画像で分かる通り、街灯がなくても十分な視界を確保できるようになりました!
ハイビームのスイッチで点灯・消灯できるので対向車が来たときも素早く消すことができます!
夜間の山道走行がとっても安全になりました!
▼まとめ
コーナリングライトとしてフォグランプを取り付けたおかげで、街灯がない山道でも日中に近い40〜50km/hで走れるようになりました!
夜間の山道も安心して走れるようになるのでツーリング計画の幅も広がりますね!
ただし、視界が確保できたとしても夜間は鹿などの動物が活発になっているので飛ばしすぎないよう要注意です!
たー坊は鹿と衝突してしまいました…
車と違って体が剥き出しなので熊やおばけも怖いです!!
夜間の山道はリアルに生命の危険を感じます笑
山間部だと事故の際に救援を呼ぶのも難しく、他の人に見つけてもらうのも困難です。
もしかしたら純正ヘッドライトの視界が狭いのは「夜に峠を走るな」というメーカーからの無言のメッセージかもしれませんね笑
とは言いつつ走らなきゃいけない状況ではカットライン付きの純正ヘッドライトは危険すぎます!
夜間の山道でヘッドライト照射範囲にお困りの方はぜひフォグランプ取り付けをやってみてください!
こんな方におすすめ
- 夜間に街灯がない山道を走行する方
- 純正ヘッドライトの照射範囲が狭く、夜間のカーブで危険を感じる方














