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ボルテックスジェネレーター取付

2024年6月1日

巷で噂のボルテックスジェネレーター(エアロスタビライジングフィン)を取り付けてみました。

▼取り付けた商品

今回、星光産業のエアロフィンプロテクター「EW-135」という商品を取り付けました。

エアロ形状をした、あくまで傷防止の「プロテクター」としての製品です。

ホンダの実行空力デバイスの動画を見て興味が湧いたので取り付けてみました。

実行空力デバイスのシェブロン形状とは違うけど、より目立たない透明のEW-135を選んでみました。

ルーフ後端とフロントのタイヤハウス前に取り付けようと思い、6個入りを2つ買いました。

【星光産業 エアロフィンプロテクター2 クリア EW-135】

▼取付作業

エアロフィンプロテクター以外に「目盛付きマスキングテープ」3930 超強力両面テープ」を買いました。

いずれもエーモンの商品です。

エアロフィンプロテクター含め、すべてスーパーオートバックスで購入しました。

【エーモン工業 目盛り付きマスキングテープ 1693】

【エーモン工業 超強力両面テープ 3930】

1.両面テープの貼り付け

透明な両面テープはエアロフィンプロテクターに付属しているのですが、付属の両面テープはフィン本体に対して一回り小さくカットされており、フィンと車のボディに隙間ができてしまうので別途用意することにしました。

今回、「3930 超強力両面テープ」をチョイスしましたがちょっと失敗でした。

ボディ曲面への追従性を考えて1mm厚の両面テープにしましたが「もうちょっと厚みがあってもよかったかも」と思いました。(後述)

ブニブニと柔らかくて切り出すのが難しく、エアロフィンプロテクターへの接着力もイマイチでした。

ハサミの圧力で変形するのでフィンに沿って切断するのはとても難しかったです。

カッターでも刃を押し付けた時の圧力でテープが変形し、ハサミよりも切り出すのが困難でした。

(両面テープは1枚のシート状なので、エアロフィンプロテクターを貼り付けてからハサミで切り出しました)

両面テープをハサミで切っている様子

2.車への取り付け

次はボディに貼っていきます。

しっかり貼り付けるために貼る直前に洗車をしました。

シリコンオフで脱脂するのを忘れましたが、特に剥がれることもなくしっかりとくっついていました。

取り付けの位置決めのために、目盛付きマスキングテープを利用しました。

目盛付きマスキングテープの目盛は10の位がなく、9cmのあとはまた0に戻ります。

幅の方向にも5mmずつラインが入っているのでとても作業がしやすかったです。

目盛付きマスキングテープの近影

フロントタイヤ前の取り付け位置は、すごく悩ましかったのですが上側はバンパーのプレスラインに沿って、下側は黒いパーツのフィンのラインの延長に取り付けました。

上と下のフィンが並行じゃないのが少し気になりますが、車体側のラインを無視して取り付けたほうが違和感が大きかったので、この角度と位置としました。

フロントタイヤハウス前にエアロフィンプロテクターを取付けている様子

続いてルーフ側の取付です。

ルーフスポイラーにエアロフィンプロテクターを取付けている様子

一旦ルーフスポイラーの幅を測って、中央にマスキングテープの目盛の「0」が来るように貼り付けました。

エアロフィンプロテクターの長さが約5cmだったので、5cmの間隔をあけて2列のマスキングテープを貼り付け、角度が正確に真っ直ぐになるようにしました。

念のためルーフアンテナとハイマウントストップランプの中心を結んだ線がちゃんと2本のマスキングテープの中央を通るか確認します。

何も気にせず取り付けていましたが、貼り付けた位置はリアハッチを開けた時にルーフとの隙間に入り込む部分でした。

結果、バッチリ干渉してしまいました。

エアロフィンプロテクターとルーフが干渉している様子

▼完成

透明な製品を選びましたが、思いのほか「後付け感」が出てしまいました。

エアロフィンプロテクターの後付け感1
エアロフィンプロテクターの後付け感2

曇りの日ならそこまで気にならないかな?

前述したとおり、今回使った両面テープは厚みと粘着力が不足しており、少し浮いて気泡入ったような見た目になってしまいました。

遠くから見れば気にならないけど近くで見ると結構わかります。

エアロフィンプロテクターの後付け感3

▼取り付けた効果は?

肝心の効果ですが、

たー坊
たー坊

正直よくわからん

というのが本音です。

直進安定性が良くなったとも思わないし、ハンドリングも特に変化を感じません。

唯一、100km/hで走った時にプラシーボレベルで「抵抗感が少し減ってスーッと進むようになった」気がします。

まぁ、あくまでプラシーボレベルです。

効果を実感したいという心理も働いて、いつも気にしない部分に神経を研ぎ澄ましているのもあります。

もともとV60は直進安定性が高く、挙動も素直だったので影響が少ないのかもしれません。

悪影響も感じないので、効果はマイナスじゃなくてプラス側に働いたと前向きに捉えることにします。

▼まとめ

今回ボルテックスジェネレーターを取り付けてみましたが、残念ながら自分にはハッキリとした効果を感じることはできませんでした。

もっと空力特性の悪い車だったら効果を感じれたかもしれませんね。

まぁ久々にDIYできて楽しかったので良しとします。

でも完成した姿が思いのほか後付け感が出てしまったので暫くしたら外すかも…

ボディ同色で塗装した方が目立たないかもしれませんね。

たー坊は効果を実感できませんでしたが整流効果自体はちゃんとあるようです。

下記リンクのYouTube実験動画がすごくわかりやすかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=CnHXm5DC9p4

▼おまけ

今回の作業ではないですが、数年前に黒色のエアロフィンプロテクター「EW-137」をドアミラー横のパネルに取り付けました。

【星光産業 エアロフィンプロテクター2 ブラック EW-137】

ドアミラーの付け根に黒色のエアロフィンプロテクターを取り付けた様子

こちらも風切り音低減などの効果はあんまり体感できませんでしたが、「見た目」が最近の車っぽくなりました。

こちらは貼り付け面が平だったので薄い両面テープを使用し、後付け感が出ずにうまく仕上がりました。

【日東電工 再剥離可能強力両面テープNo.5000NS 15mm×20m 5000NS-15】

ドアミラーの付け根に黒色のエアロフィンプロテクターの近影

写真で見ると色が違って見えますが、肉眼で見るとほとんど気になりません。

【追記】

ボンネットの塗装修理のついでに、塗装屋さんにエアロフィンプロテクターをボディ同色で塗装してもらいました。

両面テープは2mm厚の「3976 超強力両面テープ」を使いました。

【エーモン工業 車外用 超強力両面テープ 白色 3976 幅15mm×長さ1.2m×厚さ2mm】

やっぱり透明のままより後付け感は少し減りますね。

ついでに取り付け位置もリアゲートオープンの時に干渉しない位置に変更しました。

(効果は相変わらずあんまり分かりません)

ルーフにエアロフィンプロテクターを移設した後

こんな方におすすめ

  • D.I.Yが好きな方
  • 車の直進性やハンドリングが悪く、とりあえず何かしてみたい方
  • 効果が出なくても作業自体を楽しめる方

【星光産業 エアロフィンプロテクター2 クリア EW-135】

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