バイクを乗り始めて6ヶ月のたー坊が初心者目線で買ってよかった物やバイクに付いててよかった機能を紹介します!
これからバイクに乗り始める初心者の方に参考になったら幸いです!
あわせて買ってみたけどあんまり必要じゃなかったものも紹介します!
お金を自由に使えるのは独身の特権!
▼買ってよかったもの・バイクに有って良かった機能
※番号とありがたみの度合いは関係ありません
1.ギアポジションインジケーター
これは付いてて良かったです!
車のHパターンと違ってバイクは何速に入れたか把握しづらいです。
信号などで急停車した時に、ギヤを落とし忘れて発進→エンストというパターンにも陥りやすいです。
そんな時にシフトポジションインジケーターがあるとメーターを見て現在のギアを確認することが出来ます。
バイクに乗り始めて半年経ちますが今だに助けられています。
あっ、メーターで確認できるせいで体で覚える癖が付かないかも🤣
たー坊が乗っているCL500ではドグが噛み合わずギアが入らなかった時に「–」と表示してくれるのでそれもありがたいです。
ギアが入らなかったことが把握できて、ちょっと半クラ入れる(インプットシャフトを回してあげる)などの対処ができます。
2.アシスト&スリッパークラッチ
元々はシフトダウン時のシフトショックを和らげる機構ですが、その副次的な効果としてクラッチレバーが軽くなります。
付いてない車両に乗って初めて実はめっちゃクラッチ軽かったんだと気がつきました。
計画ガバガバすぎて丸1日(27時間・下道780km)のツーリングを敢行しましたが、左手は筋肉痛になりませんでした!
3.USB電源
スマホでナビを使うなら必需品です。
ナビ以外にも充電が切れたインカムを繋いだり、ペルチェクーラーなどの冷却グッズを繋いだりと意外と使う場面が多いです。
モバイルバッテリーで代用できるかもしれませんが、USB電源なら充電切れの心配がないのがメリットです。
4.ETC
高速に乗る時にやっぱり楽ですね。
ETC割引を受けれるのもいいです。
「二輪車定率割引」という、事前に申し込むと割引率が大きくなるサービスもあります。(会員登録と高速に乗る前に申し込む必要あり)
5.スマートモニター
スマホでいいかなと思ったけど、輝度不足で日中見えにくかったり、炎天下で操作不能になったりするので、スマートモニターの方がいいと思います。
ただしスマートモニターが全ての面で優れているわけじゃなく、文字入力でフリックが使えなかったり、地図の拡大縮小でピンチインが使えなくて+ーボタンで操作することになったりと、操作性の部分ではスマホに劣ります。
地図アプリの方もCarPlay接続だと機能に制限が出てしまい、経由地(複数目的地)が設定できなかったりスマホの時に表示されてたメニューが出なかったりします。(経由地の設定は事前にスマホで設定、案内開始してからCarPlay接続することで対応できました)
スマートモニターを使う場合もスマホは通信で結構バッテリーを消費するので、ロングツーリングの際はUSB電源やモバイルバッテリーが必要です。
「輝度」「冷却」「振動による故障」の3つをクリアできればスマホで十分ということになります。
6.インカム
ソロツーしかしないので通話機能は使わずBluetoothヘッドホンとして使っています。
はじめはBluetoothイヤホンでいいかなと思いましたが、ヘルメットの脱着のたびにイヤホンが外れるし、充電しながら使えないのも不便でした。
インカムなら充電が切れた場合でもUSB充電しながら使えます。
(機種によるのかな?SENAのインカムを使っていますが充電しながら使えています)
たー坊はヘルメットがSHOEIのZ-8なのでSENAから出ているZ-8専用設計のSRL-EXTというインカムを買いましたが、4万超えの高級機種なのにホワイトノイズはするし(iPhoneに接続して使ってます)、ソロツーオンリーでインカム同士の通話品質も気にしなくていいからもっと安い機種にしとけばよかったと思っています。
あっ、たー坊ははじめ「インカムってヘルメットの横に付いてるあれでどうやって会話してんの?」って思ってました。
わからない人のために説明すると、実は横についてる本体から有線でスピーカーとマイクがヘルメット内に繋がっててそれで会話することができるようになっています。
スマホと繋いでBluetoothヘッドセットとして使うこともできます。
インカムの話でBluetoothチップの数が話題に上がるのはヘッドセット機能とインカム通話でそれぞれでBluetoothチップ必要だからです。(シングルチップはスマホの音声再生とインカム通話を同時にできない。デュアルチップはできる)
7.ウィンドスクリーン
いわゆる風防ですね。
高速道路での風の当たり方が全然違います!
一般道でも疲労軽減に効果があると思います。
山道を走っているとたまにでっかい虫がぶつかってくるので虫が苦手な人にもいいアイテムだと思います。
ウィンドスクリーンの範囲にスマートモニターを設置すれば後付感を若干軽減してくれます。
8.シートバッグ
ツーリングするときに雨具や飲み物など意外と荷物が多くなるのでシートバッグがあると便利です。
大きさに余裕があればショルダーバッグなどの手荷物も放り込んで置けます。
リュックでいいやんと思いがちですが肩から背中にかけての疲労が全然違います。
たー坊は家から駐輪場まで自転車で行かなければいけないのでリュックとしても使える2Wayタイプを使っています。
大は小を兼ねると思って30Lのものにしましたが1泊分の着替えと雨具やショルダーバッグなどを入れると結構ギリギリです。
素材は防水性を考えてターポリンにしましたがそれでも付属のレインカバーを付けないと雨が染み込んできます。
↓デイトナから出ているリュックにもなる2Wayシートバック
9.ヘルメットホルダー
バイク標準のヘルメットホルダーはシートを外さないと使えない事が多いので、後付けのヘルメットホルダーがあると便利です。
鍵式とダイヤルロック式のものがあります。
ダイヤルロック式のものは夜間などダイヤルが見えづらい状況だと開錠しずらいらしいです。
たー坊は鍵が1個増えるけど鍵式のものにしました。
ヘルメットホルダーでヘルメットをロックする場合、アゴ紐を切られたら終わりという弱点があります。
それを避ける場合はワイヤー式のものをチンガードとハンドルに通してロックするのがいいみたいです。
10.レインウェア
ツーリングで山間部に行くと天気予報が晴れでも雨が降ってきたりします。
自宅周辺の天気予報だけ見て100kmほど走ると雨ということも…
なのでロンツーにレインウェアは必需品だと思います。
乗車姿勢で膝が曲がると裾が上がって足首が露出してしまうので、下は長めのものにするかレッグカバーを別に準備するのがいいと思います。
手は防水タイプのバイクグローブか防水のオーバーグローブをはめるといいと思います。
11.ウインドブレーカー(防寒着)
バイクに乗ると走行風で基本的に寒いです。
特に山間部に行くと市街地から5〜10℃くらい下がるので季節によっては凍えるくらい寒くなります。
なので真夏以外はウィンドブレーカーがあると便利です。
ある程度温度調節できるようベンチレーション付きのものがいいと思います。
お金がもったいなければレインウェアで代用してもいいかもです。
バイクウェアに重ねて着る場合、ポリエステルとナイロンの組み合わせだとかなり静電気が発生するので、可能であれば同じ材質で揃えた方がいいです。
12.フルメッシュのライディングジャケット
先ほどバイクに乗ると走行風が当たって基本寒いと書きましたが、真夏はそれでもかなり暑いです。
プロテクター入りのジャケットを使うなら一番風通しがフルメッシュジャケットがいいと思います。
ハーフメッシュジャケットというものもありますがフルメッシュの方が明らかに涼しいです!
個人的にはインナープロテクターよりすぐに脱げるジャケットの方がおすすめです。
なぜならバイクウェアを着た状態で歩くとめちゃくちゃ暑いからです!
普段着の下に着るインナープロテクターだとバイクを降りた後にサッと脱ぐことができません。
寒い季節は上に厚手の防寒着を着れば対応できるし、プロテクタージャケットを1着で済ますならフルメッシュがいいと思います。
あと、バイク用ジャケットは丈が短いものも多いので、大きめのTシャツを着る場合めっちゃはみ出すので注意してください笑
13.ライディングシューズ
はじめは普通のスニーカーで乗っていましたが、やはり左足がシフト操作で痛んでくるのと停止時にバイクを支えるときに靴の中で足がズレるのでライディングシューズを買ってよかったです。
個人的には「防水」「ダイヤル式(BOA)」のタイプをお勧めします。
非防水のクイックシューレース式のものを買いましたが、突発的な雨に対応できないのと紐の処理がめんどくさいです。
14.バイク用グローブ
手のひら側にクッションがあって痺れにくくなっています。
プロテクターが入っているのも安心感があります。
操作感は正直作業用手袋の方がダイレクト感があって良かったです。
グローブは同じようなサイズでも着け心地が千差万別なのでこればっかりは実際に試着して選んだ方がいいです。
また、内側に縫い目が多いものは長時間の装着で縫い目(布の重なり部分)が食い込んでくるのでその辺も注意が必要です。
硬質タイプのパームスライダーが付いたものは耐震ゲルなどの柔らかいグリップを削ってしまうので、柔らかいグリップをつけている場合はパームスライダーも柔らかめの素材か布で覆われたものがいいと思います。
15.電動エアポンプ
車と違ってバイクはめちゃくちゃ空気圧が下がります。
2週間で10Pa近く下がります。
いつでも空気が入れれる用バイク用の電動エアーポンプがあると便利です。
ガソリンスタンドでいいやんと思えますが、ブレーキディスクやチェーンが干渉してスタンドの空気入れがバルブに刺さらないこともあります。
カエディアのものが有名で、たー坊はシンプルなエアーポンプ機能のみのものを買いました。
モバイルバッテリー機能がついたものやジャンプスターター機能がついたものもあります(その分サイズは大きくなります)。
接続口を90°変換するアダプターを使えばバルブ周りが狭くても使いやすいです。
16.ウィンカー用サウンドユニット
10年以上車に乗っているのでバイクに乗るとどうしてもウィンカーを消し忘れてしまいます。
そんな時に便利なのがウィンカー用サウンドユニット。
ピコピコ鳴ってくれるので消し忘れは無くなりました。
結構大きい音なのでスタイリッシュにバイクに乗りたい人には不向きかもしれません笑
17.ヘルメットのフィッティングサービス
たー坊は頭の締めつけで頭痛が起こりやすい方だけど、フィッティングサービスで調整したおかげでまったく頭痛が起こりません。
たー坊はSHOEIのヘルメットを使っているので、フィッティングはSHOEI Gallery Osakaでしてもらいました。(ヘルメット自体もそこで購入しました)
痛みや圧迫感を感じる部分がある場合は遠慮なく店員さんに伝えるのがいいと思います。
18.ベルハンマーゴールド
チェーンに注油すると明らかに取り回し(バイクの押し引き)が軽くなります。
清掃せずに注油しただけですが効果がありました。
雨に当たらなければ2,000kmくらいは効果が持続すると思います。
チェーン注油後に余剰分を拭き取ったとしてもチェーンの外周上(ナンバーの裏など)がビタビタに汚れるので、しばらく走った後にブレーキクリーナーなどで清掃したほうが良いです。
原液とスプレーの両方使いましたが原液で注油したほうが長持ちする気がします。
ただしスプレーのほうが圧倒的に楽ちんです。(プレートの間とローラーを同時に注油できる)
スプレーで注油する場合はタイヤやホイールに飛散してしまうのもデメリットです。
注意ポイント
チェーンとスプロケットに指が挟まると指が切断してしまうので必ずエンジンを止めて注油を行います。
19.メンテナンス用スタンド
センタースタンドがない車種でチェーンに注油するときに使います。
(なくてもバイクを少しづつ動かすことで対応できます)
カエディアのものならブレーキホルダーが付属してきます。
スパナがなくても手で回すだけでタイヤを浮かすことができます。
▼買ったけど微妙だったもの
お次は買ったけど微妙だったものを紹介します。
1.スマートモニターのBSM(ブラインドスポットモニター)機能
バイクに初めて乗った時にミラーの視野の狭さに愕然としてBMS機能付きのスマートモニターを買いましたが正直微妙でした。
理由はいくつかありますが主に次のとおりです。
- 正面を向いた状態で視界に入ってないと意味がない(メーターの上など高い位置につけないと意味がない)
- 車線変更時に見えない(ミラーの直近にないと見えない)
- バイクに乗り始めて2ヶ月ほど経つと運転に慣れて必要性を感じなくなった(車線変更時に余裕を持って振り向き確認できるようになった)
BSMを付けるならスマートモニターの機能じゃなく、単独でミラーの側に設置できるものがいいですね。
↓こういうのがいいと思います
2.ハーフメッシュジャケット
上記フルメッシュジャケットで説明した通りちょっと中途半端でした。
フルメッシュ1着買って重ね着で調節すればいいかなと思います。
3.ペルチェ式ネッククーラー
頸動脈を冷やすことで脳に行く血液の温度を下げて熱中症を和らげるという謳い文句で買ってみましたが、30℃以上の真夏日に使うと全然冷えません。
どうも気温が高くなると放熱が追いつかずペルチェの冷却(熱の移動)が止まっている感じがします。
冷却が止まると首に当たる風を遮る分むしろ暑いです。
4.荷物用ネット
荷物の大きさに対して融通がきかず使いづらかったです。(特に荷物が小さい場合)
ネットよりベルトの方が固定しやすかったです。
シートバッグを買う前はROK strapsというメーカーのベルトでリュックを固定していました。
300〜720mmのものを使っていましたがリュックを固定するには短くてパツパツでした。
なのでリュックを縛る場合はもう一回り長い450〜1,500mmものがおすすめです。
※シートバッグを買ってからネットもベルトも出番はなくなりました。
5.タコメーター
マニュアル車だから必要だろうと思って納車時に付けてもらったけど、慣らし運転のとき以来ほぼ見ていません。
取り付けたものが48φで小さくて見づらいというのもあるかもしれません。
結局シフトチェンジの時は速度計を見てます。
6.ペルチェ式スマホクーラー(カバンに入れて使う場合)
スマートモニター利用時にスマホも結構熱くなるのでペルチェ冷却付きのワイヤレス充電器を使ってシートバッグに入れてみました。
結果、バッグの中が熱くなってスマホが過熱状態になりました。
バッグの中じゃ放熱できなくて逆にどんどん熱くなっていくようです。
シートバッグ内の空間を広く取ったり、ファスナーを開けて隙間を作ったりしたけど、普通にUSBで有線で充電するより熱くなるのは変わりませんでした。
結局シンプルにUSBケーブル充電してメッシュジャケットのポケットに入れておくのが一番冷えると思いました。
カールコードのケーブルなら邪魔になりにくいしタンクにペチペチ当たって傷つける心配もないです。
ただし上記の話はシートバッグに入れた時の話で、ハンドルマウントなど周囲が開放されている状況ならならペルチェで十分に冷却できます。
スマホとスマートモニターを比較するときにハンドルマウントで使いましたがちゃんとスマホを冷却して熱暴走を抑えてくれました。
7.偏光サングラス
運転といえば偏光サングラスだろうと思って買ったけど、バイクのヘルメットと相性はあんまり良くなかったです。
なんか変な見え方になります。
極端に言えば赤青の立体メガネを掛けているような感じ?(言葉で表現するのが難しい)
ヘルメットのシールドと合わせると変な見え方になるみたいです。
シールドを上げて偏光サングラス単体だと普通に見えます。
あとサングラスの「モダン(先セル)」がヘルメット押されて頭に食い込んで痛いです。
バイク用品店に置いてあるサングラスはつるが真っ直ぐなスポーツタイプが多いのですが、その辺を考慮しているのかもしれません。
バイク用ヘルメットの多くはこめかみ部分がメガネを通すのために柔らかくなっているのでこめかみの痛さは大丈夫でした。
いかがだったでしょうか。
たー坊はバイクを乗り始めて半年経ちましたがいろいろアイテムを試してみるのも楽しいです!
なんだかんだ毎月2万円くらいバイク用品を買っている気がします💦
これからバイクに乗り始める人や初心者さんに少しでも参考になったら幸いです!








