DIY

マスキングテープと発泡ポリスチレンボードで壁紙に小物を設置

2026年1月8日

賃貸で壁にビスが打てない場合でも使える、マスキングテープと発泡ポリスチレンボードを使って壁に傷をつけずにフックなどを設置する方法を紹介します

たー坊
たー坊

見た目やオシャレさはガン無視した方法です

壁紙に貼り付けたダンボールストッカー
壁紙に貼り付けたダンボールストッカー

▼概要

マスキングテープを使って壁紙にフックなどをくっつけます。

普通のテープと違ってマスキングテープは粘着力が弱いので壁を傷つけることなく剥がすことができます。

もちろんマスキングテープで貼っただけだと粘着力が弱すぎてすぐに剥がれてしいます。

そこで発泡ポリスチレンボードを合わせて使うことで広い面積で貼り付けて対荷重を確保していきます。

テープなどは端っこから徐々に剥がすと簡単に剥がれますが、面でいっぺんに剥がそうとしても全然剥がれないという性質を利用します。

荷重分散の説明

ようは「片面弱粘着の板を作って、その上に通常の粘着フックを貼る」という方法です。

下の画像のような感じですね。

自作したエプロン掛け
キッチンの壁にエプロン掛けを設置

▼材料

使うマスキングテープはこれ!

マスキングテープ「3M建築塗装用」

3Mの建築塗装用マスキングテープ243J Plusです。(※Scotchとは3Mのブランド名です)

ちょっと大きめのホームセンターならどこにでも売っています!

一番幅が広い50mmが2巻入りで500円前後で売ってるかと思います。

なぜこれを使うかというと、夏めっちゃ暑くなるエアコンのない階段室で2年間貼りっぱなしでも糊残りせず綺麗に剥がせたという実績があるからです!

他にも探せばありそうですが、安全のために実績があるこいつを使っていきます。

粘着力も強過ぎず壁紙を痛めにくいです。

ポイント

少し割高になりますが同じく3Mで「M40J」という塗装用マスキングテープもありました。

こちらはメーカーの商品説明で「120℃ 1時間の乾燥に耐える」ことと「ほどんど糊残りしない」ことが謳われています。

設置環境が高温になるとわかっている場合はこちらの方がいいかも。

243J PlusもM40Jも接着剤主成分はアクリル系です。

M40J
M40J

昔Youtubeショートで流行ったマスキングテープをパッキンの上やコンロの隙間に貼るライフハックもこれらのマスキングテープでやれば糊残りなく出来るんじゃないかな?(一時期流行ったけど糊残りがヤバいということで廃れていったライフハックです)

そして使う板材はこれ!

光洋産業「デコタック」

光洋産業の「デコタック」です。

デコパネという近い名前の製品もありますが、今回使うのは片面糊付きの「デコタック」です。

なぜこのデコタックを使うかというと、まずは粘着面がはじめから付いててそこにマスキングテープを貼り付けられるから。

そしてもう一つは剥がすときに適度に曲がってくれるので「端から徐々に剥がす」がやりやすいからです。

ガチガチに硬い板だと上述した「面でいっぺんに剥がす」状態になって最悪壁紙をビリビリに破くことになります!

これもホームセンターで売っていますが、大きめのホームセンターでもあるとことないとこがありますね。

大体アクリル板などが置いてあるコーナーの近くにあるかと思います。

たー坊
たー坊

たー坊はナフコとコーナンで見つけました

購入したときはA2サイズで1枚780円でした。

光洋産業の公式ホームページWebショッピングもあるようなので通販で買うのもありかも。

光洋産業Webショップ:https://shop.koyoweb.com/shopbrand/ct43/

デコタックは陳列されている段階で反っているものが多いので、出来る限り反りの少ない個体を選んでください。

反っていると壁に貼り付けたあと徐々に浮いてきます!

どうしても反っているものしかない場合は下図のように順反りの個体を選んでください。

逆反りを選んでしまうと下の画像のように端っこから浮いてきます。

逆反りのデコタックを買って浮いてきた失敗例
逆反りを買ったので端が浮いてきてしまった

▼作業していく!

それでは作業に移ります。

まずデコタックの反りを修正します。

順反りの個体を選んだとしても反りが大きいと真ん中が浮いてきます!

可能な限りまっすぐにしてください!

反りを修正する様子
折れない程度にググッと修正

そして糊面の剥離紙を剥がし、そこにマスキングテープを貼っていきます。

デコタックの糊面をマスキングテープに変換するイメージですね。

間違えて糊面同士をくっつけないよう気をつけてください!(たー坊はやっちゃいました笑)

先ほど剥がした剥離紙はテープを密着させるのに使えるのでとっておいてください。

剥離紙を使って密着させていく
剥離紙を使って密着させていく

今回はちょっと荷重が掛かるダンボールストッカーを設置するのでA2サイズのデコタックを丸々使っていきます。

面積が大きくてちょっと大変ですが頑張ります。

テープは重ねず隙間なく貼ります。

割と貼り直しできるので安心です。

テープの両端に定規を貼るとピンと張れて貼りやすかったです。

糊面に触ると粘着力が落ちてしまいますが多少はしょうがないでしょう。

定規を利用した作業風景

全面貼り終えたらはみ出した部分をカッターで切り落とします。

カッターで余白を切り落とし

板材はこれで完成!壁に貼り付けます!

位置決めの時に粘着面が汚れないよう先ほどの剥離紙を貼っとくのがいいと思います。

一旦剥離紙で粘着面を保護

▼壁に貼り付けて完成!

出来上がったマスキング変換デコタックを壁に貼り付けます。

一応直射日光が当たる場所は避けてくださいね。

全面くまなく押しつけてください!

あとは表面に好きなアイテム貼るだけです!

ダンボールストッカー完成の図
完成!

今回貼り付けたアイテムは山崎実業のウォール段ボールストッカーです!

強力両面テープを使って貼り付けました!

注意ポイント

剥がすときは慎重にゆっくり剥がしてください。

いくらマスキングテープといえど、一気に剥がすと壁紙を損傷してしまいます。

▼その他の設置例

1.トイレットペーパーホルダー

トイレに手すりが付いているせいで既存のペーパーホルダーの位置が悪く、すっごい使いづらかったのでこの方法でペーパーホルダーを増設しました。

設置して1年半経ったけど剥がれる気配はまったくないです。

トイレットペーパーホルダー
自分の使いやすい高さに設置できて満足

ペーパーホルダーの背面によってデコタックを曲げ辛くなったので、剥がすときは更なる慎重さが必要です。

2.やかんハンガー

吊り戸棚の下に粘着フックを取り付けてやかんハンガーにしました!

やかんの熱が冷める前に片付けられるので便利です(^^)

やかんハンガー
やかんハンガー。真っ平な面に付けているので壁紙よりガッシリくっついている

実は吊戸棚に直接粘着フックを貼っていたのですが、移設しようと剥がしたときに表面の化粧紙も一緒に剥がしてしまいました。(左側の粘着フックに付いてる灰色のちょぼがそれです)

賃貸なので退去時に指摘されるか心配…

傷つけた吊戸棚
やっちまった吊戸棚。まさか表面が紙だったとは…

3.ビニール袋用フック

今回のDIYとは関係ないが、引っ越し時に粘着フックを剥がしやすいようにマスキングテープを貼っておいた。

ビニール袋用フック

4.照明用リモコン

こちらもデコタックなし。

コイン電池を使うような薄型のリモコンであれば両面テープの片面にマスキングテープ貼っただけでも充分保持できた。

照明用リモコン
下駄箱に貼り付けたリモコン。玄関からリビングの照明が消せるので便利

5.マーナ洗面ゴミ箱

凸凹した洗濯機の側面に吸盤式のmarna洗面ゴミ箱を取り付けるためにアクリル板を設置。

設置してから気付いたが相手が洗濯機なので剥がすときのダメージを気にしなくていいから吸盤の裏に直接両面テープを貼ればよかった。

吸盤は平らな面に押し付けて付けるものという先入観に囚われてしまった。

marna洗面ゴミ箱
marna洗面ゴミ箱

▼ちょっと重いものにも挑戦中

まだ設置後2週間で経過観察中ですが、2.7kgあるカバンやグローブなど、トータル3kgくらいのバイク用品も壁掛けにしています。

バイク用品を壁掛け
床に置いてたカバンが浮いたのでめっちゃ掃除しやすくなった

実はこれ、1回自然に剥がれて落下してるんですよね。

粘着フックにカバンの荷重が掛かった時に「小さい面積で端から剥がす状態」になってしまったようです。

カバンを掛けるとフックには前に動こうとする力が働くみたい。

フックの周りから徐々に浮いた部分が広がっていって最後には全体が剥がれてしまいました。

今は3mmのアクリル板を追加して、壁から剥がそうとする力を広い面積に分散させています。

荷重分散のためにアクリル板を追加

あっ、カバンを一番下に付けているのは、少し剥がれたとしても上にたくさんくっついてる部分が残るからです。

ダンボールストッカーもこの理由でデコタックの一番下に貼り付けています。

A2のデコタックを使う場合、取り付けるものは3kg前後に抑えた方がいいかもしれませんね。

たー坊
たー坊

たー坊も本当に重い物は突っ張り棒+メッシュパネルに掛けています

突っ張り棒とメッシュパネルのギターラック
突っ張り棒+メッシュパネルで作ったギターラック。脚が掃除の邪魔になるから本当はあんまりやりたくない

上の画像のように突っ張り棒でラックを作る人は必ず脚にスプリングが入った突っ張り棒を使ってくださいね。

建物も熱で膨張・収縮するのでスプリングが入っていないと突っ張り力が抜けて倒れます。

▼まとめ

見た目は取って付けた感が出るけど、この方法を使って好きなとこに小物を配置できるようになったのでQOLは確実に上がりました!

いち個人ブロガーのアイデアなので何かあっても保証はできませんが、ものづくりが好きでなんか手を動かしたいな〜と思っている人はぜひ挑戦してみてください!

あっ、今更ですが免責の決まり文句「自己責任でお願いします」を言っておきます🥰

ネットの情報は鵜呑みにするものじゃなくて参考にするものですからね!

それではよきDIYライフを!

たー坊
たー坊

工夫で便利になるのたのし〜!

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