いくつかバイクの電装品を取り付ける記事を書いてきたので、DIY初心者向けにギボシの取り付け方について説明しようと思います。
自分自身、しばらく間違えた電工ペンチの使い方をしていました
▼使う工具
ギボシを取り付けるためには電工ペンチを使います。
電工ペンチにもいくつか種類があって、ギボシの取り付けに使えるのは「オープンバレル圧着端子用」のダイス(圧着部)がある電工ペンチです。
オープンバレル用のダイスは形がおしりのようになっています。
間違えないように注意してください。
▼ギボシ端子のオス・メスのルール
ギボシ端子は必ず+側をメス、−側(アース側)をオスにします。
これは電気が流れている部分を露出させないためです。
家のコンセントをイメージするとわかりやすいですね。
電気が流れているコンセントはメスで隠れてて、電気をもらう側のプラグはオスになっています。
+側にオスを付けてしまった場合、それが車体フレームやボルトに接触するとショートしてしまいます。(車体自体がはフレームアースになっているため)
▼取り付け手順
では順を追って手順を説明します。
1.絶縁キャップを通す
まず配線に絶縁キャップを通します。
これを忘れてギボシをつけると配線を切って1からやり直しになります。
キャップの付け忘れでのギボシロスは結構やりがちです
オス・メス間違えないように通してください。
2.被覆を剥く
次に被覆を剥きます。
エーモンのギボシの場合は剥く長さは5mmくらいで大丈夫です。
電工ペンチに付いてるワイヤーストリッパーで剥いて大丈夫ですが、必ず芯線が1、2本切れてしまうので神経質な方はカッターで剥いたほうがいいかもしれません。
個人的にはオーディオのケーブルなら神経質にカッターで、電装品の電源ならワイヤーストリッパーで適当に剥いています。
電工ペンチの向きは基本的に文字が自分の方に剥くように持ちます。
そして被覆を剥くときは、電工ペンチを必ず自分から離れる方向に動かしてください!
以前電工ペンチを自分の顔に向かう方向で使ってしまい、勢い余って顔にぶつけました
唇の上にぶつけたのですが、皮膚が歯とペンチにサンドイッチされる形になってけっこう流血しました…
3.ギボシをかしめる
いよいよギボシをかしめます。
電工ペンチのオープンバレル用のダイスを使います。
エーモンのギボシの場合2mmのダイスで大丈夫です。
オープンバレルを圧着する時は基本的に芯線は捻じらないようです。
でも個人的には0.5sqの細いケーブルは少し長めに被覆を剥いて捻った上で折り曲げて圧着しています。
芯線が0.75sq以上の場合はねじらずに圧着しています。
圧着の強さはグッと握る程度で大丈夫です。
握力に自信がなければ両手で握ります。
体重を掛けてガチ締めする必要はないです。
次に被覆部分をかしめます。
ここは5mmのダイスを使います。
強く握りすぎると被覆が切れたり芯線が断線したりします。
被覆に少し食い込んで、綺麗なハート型になるようにします。
4.絶縁キャップを被せる
最後に事前に通しておいた絶縁キャップをギボシに被せます。
キャップの根本側に少しもっこりした部分があるのでここが被覆のかしめに被るようにします。
反対側も同様にやって完成!
▼ギボシにもサイズがある
ギボシにもサイズがあります。
違うサイズのオスメスを接続しようとしてもうまく嵌まらなかったり、逆にすぐ抜けたりします。
一番一般的なのはエーモンのギボシだと思います。
入手性が良くて価格が安いですね。
ホームセンターの車用品コーナーやオートバックスなどのカー用品店でほぼ確実に売っています。
デイトナのDユニット(アクセサリー電源ユニット)はCA/CB103というサイズのギボシになっています。
2りんかん、ナップスなどのバイク用品店か、ごくまれにホームセンターのバイク用品コーナーや置いてあります。
価格はエーモンのギボシより割高です。
入手性、価格の面から個人的にはエーモンのギボシがおすすめです。
Amazonなら大容量パックが安価に売っています。
デイトナのDユニットを使っていますが、ギボシはすべてエーモンのものに付け替えています。
【常時電源+ACC3系統】D-UNIT プラス 16075
【ACC6系統】D-UNIT6ポート 45862
▼まとめ
ということで初心者さん向けにギボシの取り付け方を解説してみました。
配線の接続は絶対ギボシじゃないとダメって訳じゃないけど、やっぱり接続の信頼性と脱着のしやすさでギボシは安心感がありますね。
電装系アクセサリーを自分で追加できると車・バイクがもっと楽しくなるので、DIYでやってみようか迷っている方はぜひ挑戦してみてください!
結果だけじゃなくて過程(作業)も趣味になりますよ!











