電子ドラムを叩いていると生音も一緒に聞こえてしまうのが気になりますよね。
できれば再生されるドラムサウンドだけ聞こえるようにしたいです。
そこで遮音性の高い「高遮音ヘッドホン」と「ノイズキャンセリングヘッドホン」を使ってみたので、個人的にどっちの方がよかったかを紹介したいと思います!
(ちなみにイヤホンは個人的に電子ドラムで使うには音質や定位感でヘッドホンに劣ると感じたので今回の比較には入れていません)
▼今回比較したヘッドホン
比較したヘッドホンはDIRECT SOUNDの高遮音ヘッドホン「EX29 PLUS」とSONYのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」です。
この記事を書こうと思い立ってから3年くらい経過したのでどちらも古い機種です。
※EX29 PLUSは現在も販売中でした(2026年8月現在)
▼オススメはこちら
どっちでも大丈夫だけどオススメは「ノイズキャンセリングヘッドホン」です!
まず生音の遮音についてですが残念ながらどちらとも完全に消すことができませんでした。
聞こえてくる生音の音質に違いがあって、電子ドラムで一番気になるのはハイハットの生音ですが、高遮音ヘッドホンはそのままの音で減衰される感じで、ノイズキャンセリングヘッドホンの方は「コッコッ」と低音が削られて聞こえます。
遮音についてはどちらも完全ではありませんでしたが、ノイズキャンセリングヘッドホンの方には次のようなメリットがあります。
▼ノイキャンヘッドホンのメリット
1.音質が良い
まず、シンプルに音質が良いです!
これは機種によって変わると思いますが、EX29 PLUSとWH-1000XM4で比べるとWH-1000XM4の方が自然な音がします。
EX29 PLUSはバサバサした音がします。
もしかしたら電子ドラムのヘッドホンアンプがEX29 PLUSを鳴らしきれていないのかも。(あくまでaDrumsでの話ですが)
ノイキャンヘッドホンの方は専用のヘッドホンアンプがヘッドホン内に内蔵されているようなものなので、電子ドラム側のヘッドホンアンプの能力に左右されにくいのかもしれません。
2.側頭部の圧迫感が少ない
高遮音ヘッドホンは外音の侵入を防ぐためにヘッドホンの側圧が強めに設計されています。
このせいで長時間装着していると頭が痛くなってきます。
もちろんノイキャンヘッドホンの方も密閉度は大切ですが、遮音の主力が逆位相音なので側圧がマイルドな機種が多いです。
今回使っているWH-1000XM4も長時間装着してもかなり快適に過ごすことができます。
逆に側圧が緩すぎてドラム演奏では頭からズレやすいかも😅
3.普段使いできる
ノイキャンヘッドホンであれば基本的にワイヤレスヘッドホンなので普段使いでもケーブルの煩わしさがなくスマホやパソコンで快適に使うことができます。
(ただしイヤホンに比べて可搬性や髪型が崩れるなど外出先では使いにくい面も)
▼ノイキャンヘッドホンのデメリット
唯一のノイズキャンセリング側のデメリットとしては充電が切れると使えないというところでしょうか。
機種によって違うと思いますがWH-1000MX4は充電しながら使うことができません。
厳密に言えばWH-1000MX4は充電切れでも有線パッシブヘッドホンとして使うことはできるのですが、ノイキャンが機能しないのでかなり生音が入ってきます。
▼世界最高水準ノイキャンヘッドホンで比較
最近BoseのQuiet Comfort Ultra Headphones(第二世代)を購入したので、せっかくなら「世界最高水準のノイキャンヘッドホンでどれが電子ドラムに適しているか」比べてみることにしました。
比較したのは下記の三機種です。
- SONY WH-1000XM6
- Apple AirPods Max 2
- Bose Quiet Comfort Ultra Headphones(第二世代)
いずれも「我こそが世界最強ノイキャンだ!」と豪語しているヘッドホンたちです笑
WH-1000XM6はレンティオで、AirPods Max 2はパンダスタジオでレンタルしました。
電子ドラムとヘッドホンはアナログ音声ケーブルで有線接続します。
結論から言うと、この三機種の中で電子ドラム用におすすめなのは「SONY WH-1000XM6」でした。
理由を説明しますね。
まず、Bose Quiet Comfort Ultra Headphones(第二世代)は有線接続でもレイテンシーがあって電子ドラムでは使い物になりませんでした。
ということでWH-1000XM6とAirPods Max 2の一騎打ちとなった訳ですが、ノイキャンの印象はほとんど同じで価格的に安価なWH-1000XM6に軍配を上げることにしました。
AirPods Max 2はWH-1000XM6の約1.5倍の価格で、しかも電子ドラムで使うには「別売の」USB-C - 3.5mmオーディオケーブル(お値段約7,000円)が必要です。
あと、音質的にもAirPods Max 2は高遮音ヘッドホンで気になったバサバサ感を感じるし、ステレオイメージが中心に寄ってこじんまりとしたことも気になりました。(バサバサ感はWH-1000XM6でも少し感じます)
バサバサ感を一番感じにくいのは旧機種のWH-1000XM4ですね。
WH-1000XM4はすごく音が丸くて聴き疲れしにくい音質(悪く言えばヌルくてモヤっとした音質)なのですが、それがバサバサ感の低減になっているようです。
中古価格もこなれてきたし、電子ドラム用に中古でWH-1000XM4を買うのも良いと思います!
余談ですがいずれも機種もヘッドホンの専用アプリで設定したイコライザー設定は有線接続では適用されないようでした。
▼まとめ
ということで個人的に感じた電子ドラムを使う時のノイキャンヘッドホンのおすすめポイントでした。
まとめるとこんな感じ。
ノイキャンヘッドホンのメリット
1.音質が良い - ヘッドホンにアンプを内蔵しているので電子ドラム側のドライブ能力に左右されにくい
2.側圧が低い - 高遮音ヘッドホンと比べて側圧が低く長時間でも快適に使える
3.普段使いできる - 基本的にワイヤレスヘッドホンなのでケーブルの煩わしがなく普段使いでも快適
※注意点 機種によってはレイテンシーがあって使い物にならないことも
あくまで試した機種の比較なので「電子ドラム」「高遮音」「ノイキャン」と言ってしまうと主語がデカすぎですが、ひとつの参考になったら幸いです。
【追記】
EX29 PLUSのメリットを1つ挙げておくと、ケーブルが両出しで演奏時に体の前に回ってきません!
片出しだと演奏中に体の前に回ってきてしまうので、それが絶対に嫌な人はEX29 PLUSもいいかもしれないですね!



